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MCPサーバー選定記:MSSQL MCP・Playwright MCPを試した所感
なぜMCPサーバーを検討したか
C#/.NET・SQL Server中心のレガシー案件と、TypeScript/React中心のモダン案件を両方抱えていると、Claude Codeから外部システムに直接アクセスできるかどうかで作業効率が大きく変わる。MCP(Model Context Protocol)サーバーは、この「外部システムとのやり取り」をエージェントに直接任せるための仕組みだ。
自分のスタック(C#/.NET、SQL Server、GitHub、Obsidian)に合いそうなMCPサーバーをいくつか検証した記録をまとめる。
Microsoft MSSQL MCP Server
SQL Serverとのやり取りをエージェント経由で行えるようにするサーバー。レガシー案件ではテーブル構造の把握やクエリの検証を手作業でやることが多かったので、この部分をエージェントに任せられるのは効果が大きい。
良かった点
- スキーマ調査を都度手動でやらずに済む
- バックアップ・UPDATE文の検証をエージェントに投げられる
注意点
- 本番相当のDBに直接繋ぐ運用にする場合は、権限範囲を絞っておかないと事故のリスクがある
- 大規模なテーブルに対する重いクエリを無条件に投げさせないよう、ガードを設けておいた方が安全
Playwright MCP
ブラウザ操作を伴うテストや検証を自動化できるMCPサーバー。ASP.NET WebFormsのような画面遷移が複雑なレガシーシステムの動作確認で特に効果を感じた。
良かった点
- 手動でのブラウザ操作確認をエージェントに任せられる
- jQuery UI Dialogのような多層モーダル構造の挙動確認と相性が良い
注意点
- 認証が絡む画面のテストは、認証情報の扱いに注意が必要
- 実行時間が長くなりがちなので、他の作業と並行させる設計にしておく方がいい
導入の優先順位についての所感
すべてのMCPサーバーを一気に導入する必要はない。自分の場合は、日々の作業で最も手間がかかっていた「DBスキーマ確認」と「画面動作確認」から着手し、効果を確認してから他のMCPサーバー(GitHub連携など)を追加していった。
導入の優先順位を決める基準としては、「エージェントに任せたときに一番時間短縮効果が大きい定型作業は何か」を洗い出すのが早い。
まとめ
MCPサーバーは、Claude Codeを単なるコーディング支援ツールから、システム全体とやり取りできるエージェントへと拡張する仕組みだ。特にレガシーとモダンが混在するスタックでは、DBアクセスとブラウザ操作の自動化から着手すると効果を実感しやすい。